ドローンは空へ飛ばす楽しみもありますが、綺麗な空撮映像を撮ることができる点が最大の魅力です。飛行機型のラジコンであっても機体を操縦する楽しみはありますが、空撮映像を撮ることはできません。
数多くドローンを製造し販売しているDJIは各ドローン機体により解像度や色の作り方、色の表現などを変えていると言われています。各ドローンによりレンズやジンバルの性能、フライトの安定度などが異なるため一概には言えませんが、撮れた空撮映像を人が目で見た瞬間に「このドローンで撮った空撮映像が綺麗」や「このドローンの空撮映像が好み」などが分かれると言われています。
高価なドローンであれば絶対的に良い空撮映像が撮れることは明らかなのですが、人の感覚はまた別のところを見ているのかもしれません。
実際にYoutubeでアップされている動画を見て、数多くのコメント欄を見ると「今回のドローンで撮った空撮映像が最高だ!」と言っている方もいれば「前の方が良かったな」と言っている方もいます。管理人自身数多くのドローン空撮映像を見てみても、好みの空撮映像が他の人と異なるときがあります。
アメリカのYoutuberであるCaseyNeistatは、DJIのドローンを並べて飛行させた動画も多数アップしていて、参考になります。
どのドローン機体の映像が好み?
このCaseyNeistatの動画ではDJIのPhantom 4 Pro、Mavic Pro、Mavic Air、Sparkの4種類のドローンの空撮映像を比較しています。同じ天候で同じ場所、同じ時間の空撮映像を見せてくれます。
一番安価なドローンであるSparkと最新のドローンであるMavic Airの比較では、圧倒的にMavic Airの方綺麗な空撮映像です。Mavic Airに比べてSparkは映像が暗く、滑らかさもありません。Mavic AirとSparkは共に1200万画素で1/2.3インチCMOSセンサーが搭載されていますが、Mavic Airは3軸ジンバルで4K30fps、Sparkは2軸ジンバルで1080p(フルHD)の影響が出ているのかもしれません。
最新のドローンであるMavic Airと上位機種であるMavic Proの比較では、どうでしょうか?Mavic AirもMavic Proも共に1200万画素で1/2.3インチCMOSセンサー、3軸ジンバルを搭載し4K30fpsで撮影されています。
Mavic Airの方が明るい空撮映像が撮れていますが、Mavic Proの方が奥行を感じる映像で管理人はMavic Proの絵作りの方が好きかもしれません。
一番高価なドローンであるPhantom 4 Proと最新のドローンであるMavic Airの比較では、誰が見てもPhantom 4 Proの方が綺麗な空撮映像だ!と言うかもしれません。これは仕方のないことで、Phantom 4 Proは2,000万画素で1インチCMOSセンサーを搭載しているドローンです。映像の明るさと解像度感、角のない優しい空気感が半端ではありません。
いいなと思う空撮映像は人それぞれ
管理人はPhantom 4 Proの空撮映像が一番いいなと感じたものの、どのドローン機体の空撮映像が綺麗だ!いいな!と思うのかは人それぞれです。今回の映像はドローンで撮った映像をそのままYoutubeにアップされていますが、空撮映像に色補正(カラーコレクションやカラーグレーディングの意味)をかけることで、また違った雰囲気の映像になると思います。