Mavic Airの仕様
ドローン世界No1のシェアを持つDJI。2006年に中国の深センで起業をしたベンチャー企業で、2016年までに6000人を超える社員を雇い、アメリカ、ドイツ、日本、北京、上海、香港など世界中に拠点を持つメーカー。
DJIを一躍有名にしたコンシューマー向けドローンPhantomシリーズ、機能をできる限り落とさず軽量化したMavicシリーズ、小型化して携帯性を高めたSparkシリーズ。Mavic AirはMavicシリーズに属し、Mavic Proに比べ軽量・小型化し、機能を向上させたドローンです。
2018年1月23日にニューヨークで発表され、Mavic Proのときはウェストポーチからドローンが取り出されましたが、今回のMavic Airではダウンベストのポケットから取り出されるという演出を行いました。
日本では2018年1月28日より発送を開始するとアナウンスされています。
機体 | |
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寸法 | 折りたたんだ状態:長さ168mm × 幅83mm × 高さ49mm 折りたたんでいない状態:長さ168mm × 幅184mm × 高さ64mm |
重量 | 430g |
最大速度 | 68.4km/h |
運用限界高度(海抜) | 5.000m |
最大フライト時間 | 21分(無風、速度 25km/h) |
バッテリー | 2,375mAh |
充電時間 | – |
カメラ | |
センサー | 1/2.3インチCMOS、有効画素数1200画素 |
レンズ | 85°FOV(視野角)、24mm(35mm判換算)f/2.8 焦点0.5m~無限遠 |
ISOレンジ | 100~3200(動画)、100~1600(静止画) |
シャッタースピード | 8秒~1/8000秒 |
最大静止画サイズ | 4056×3040(4:3)、4056×2280(16:9) |
静止画モード | シングルショット、HDR、連続撮影:3枚、5枚、7枚 オート露出ブラケット(AEB):3枚、5枚(0.7EVステップ) インターバル撮影 |
動画モード | 4K Ultra HD 30p、2.7K 60p、FHD 120p、HD 120p |
最大ビデオビットレート | 100Mbps |
対応ファイル形式 | FAT32 |
静止画 | JPEG、DNG(RAW) |
動画 | MP4、MOV(MPEG-4 AVC/H.264) |
内蔵ストレージ | 8GB |
対応SDカードタイプ | MicroSD最大容量:128GB クラス 10またはUHS-1規格が必要 |
※仕様は変更する可能性があるため、必ず公式サイトでご確認願います。
Mavic AirはMavic Proの半分の重さで機能は上
Mavic Airの最大のポイントは、Mavic Proに比べて重量は約半分程度かつ小型であり、Mavicの上位機種であるPhantomシリーズと同じ最高100Mbpsというビットレートで空撮映像を撮ることができる点です。
3軸ジンバルを搭載した最軽量ドローン
DJIのドローンの中で3軸ジンバルを搭載した機種はPhantomシリーズとMavicシリーズで、Pantomは1388g、Mavic Proは734gと、Mavic Airの430gが軽いことが分かります。Mavic Airは折りたたむことで片手でつかむことができ、気軽にカバンに入れて持ち歩くことができるほどコンパクトになります。
Sparkの230gよりは重たいですが、Sparkは2軸ジンバルであり4K動画も100Mbpsの動画も撮ることができません。Mavic Airは小型軽量ながらブレの少ない抜群のクオリティを誇る空撮映像を撮ることができます。
MicroSDカードを忘れても安心!内蔵ストレージを搭載
DJIのドローンは今まで映像はMicroSDカードに保存する方法だけをとってきましたが、Mavic Airには内蔵ストレージとして8GBのメモリを搭載しました。4K動画や高画質な写真を撮るのに8GBのストレージは少ないですが、MicroSDカードを忘れた時でも少しの時間だけ空撮映像を撮ることができるようになりました。