ドローンは机の上から落ちただけで壊れてしまうほど繊細ですが、ドローンをいつもハードケースや保護ケースなどの専用カバンに入れて持ち運ぶのは面倒くさいと思われている方も多いのかなと思っています。
ドローンをハードケースや保護ケースに入れて持ち運ぶ意味は、ドローン本体を壊さないことはもちろん、移動中に傷つけないためや部品を無くさないためなど、メリットは数多くあり、そのためにドローンのシリーズ毎に専用のバッグも販売されています。
ただ、すべての人が全てのドローンを、キズが付かないようにハードケースや保護ケースに入れて持ち運ぶ必要性は低く、もっと気軽にドローンでドローンを持ち歩きたいという方も多いはず。
パソコンやカメラを持っている人を見ると象徴的で、高価なパソコンや重要なデータを持ち歩いているであろう人は専用のカバンに入れて持ち歩き、フルサイズの一眼レフやレンズを多数持つ人も専用のカバンに入れて持ち歩いている。その反面、MacBookや安価なミラーレス一眼などを持ち歩く若い人は、そのままカバンに入れて使っている人が多いように思う。
ドローンも同じような扱い方でいいなと考えていて、高価なドローンは専用のハードケースや保護ケースに入れて持ち歩き、安価で小型のドローンであれば、日常的に持ち歩いているカバンに“ポンッ”と入れて出歩きたい。
セルフィードローンを気軽にカバンに入れて持ち運ぶ
ドローン本体はカバンの中に直接入れて持ち運び、予備のプロペラなど細かい部品は100円ショップを上手に利用する。100円ショップで販売されているハードタイプのアクセサリーケースなどは、小さく持ち運びもしやすく、薄いプロペラをカバンの中で押しつぶしてしまう心配もないため安心できる。
バッテリーやケーブル類はトラベル用の収納ポーチを中心に、ソフトクッションケースに入れても、ケーブル用のケースに入れても便利です。
ドローン本体をカバンの中に直接入れることに抵抗がある方は、低反発素材やソフトクッション素材のケースを100円ショップで探すのもよいです。ドローンの大きさに合わせて、ちょうどよい大きさのものを選びましょう。
気軽な取り扱いがドローンを使う機会を増やす
街中でいい風景が見つかったら気軽にスマートフォンを取り出して写真を撮るように、撮りたいと思った時に簡単に撮れるのがセルフィードローンの強みです。飛行性能や画質については、高価で大型のドローンには及びませんが、セルフィードローンには飛行させるまでの準備時間が短いというメリットもあります。
空撮映像を撮りたい場所へ行き、じっくりと撮るのが高価で精巧なドローン、目的の場所ではなくても“撮りたい”と思った時にサッと取り出して空撮映像が撮れるのがセルフィードローンです。