ドローンを目立たせて誘目性を高める

航空機には位置や進行方向を示すために右翼端に緑色、左翼端に赤色、尾部に白色の灯火が付けられ、航空機同士の衝突を避けるために胴体上下面に赤色の閃光灯と翼端に白色の閃光灯が取り付けられています。

夜間に夜空を眺めていると飛行機の閃光灯がピカッピカッと点滅する様子を見ることができます。

航空機は安全に空を飛べるようにパイロットに注意喚起を促す対策がされていますが、同じ空を飛ぶドローンに航空灯の義務はありません。

2016年4月にはイギリスのヒースロー空港で着陸態勢に入った航空機とドローンが衝突する事故が発生しており、ドローンの誘目性を高める必要性があると言われています。

誘目性の高い光

現在販売されているドローンの機体は灰色や白色など無彩色が多く、ドローンの期待自体も小さいことから、誘目性はかなり低いと言えます。

人の目で感じられる光の感度が高いのは、夜間は波長507nm(黄緑色)が最大で、日中は波長555nm(緑色)が最大です。昼夜全体を通して一番感度が高い光は波長555nm(緑色)となっており、小さい光であっても人の目に感じやすいところが特徴です。

誘目性の高い色

ドローン自体に色を付けることで誘目性を高める方法があります。誘目性を高めるポイントは背景との差です。

地上から空に飛ばしたドローンを見たときの背景は空の色で、晴れていれば水色、曇っていれば白色、雨が降りそうな天気であれば灰色です。

ドローンの色が白や灰色の場合、晴れているときの誘目性は高いですが、空を雲が覆い始めると見えにくくなる欠点があります。有彩色の中で明度が高く見やすいと言われている黄色であっても、空に雲が覆い始めている状態では誘目性は高いですが、雲ひとつない太陽光が降り注ぐような天気では誘目性が低い欠点があります。

一色に頼ることなく、胴体と尾翼を黄色と濃い灰色に分けることで、誘目性を高められる可能性があります。上空を飛行する航空機やヘリコプターのパイロットにとっても、地上の色と同化しない複数色を使用したドローンの方が注意喚起しやすいかもしれません。

ドローンの誘目性と今後

ドローンにはLEDの灯火が付けられているものもありますが、付いていないものも数多く販売されています。ドローンは前後、左右、上下にバランスを取りながら飛行しており、ドローンにLEDランプを後から取り付けることは基本的にできません。

ドローンに誘目性の高い色を直接塗る方法もありますが、スキンシールやステッカーなどを貼る方法もあります。

ドローンに貼るスキンシールやステッカーは個性だけではなく、誘目性を高めるために安全な飛行ができるようになるかもしれません。

今後、個人が誘目性を高めるために販売されているドローンに手を加えるのではなく、ドローンを飛行させる操縦者から、航空機やヘリコプターを操縦するパイロットからも誘目性が高められる工夫が施されたドローンが販売されることを願っております。

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