空撮でプライバシーや肖像権を侵害しない

ドローンを購入する一番の目的は空撮と考える方も多いと思います。ただドローンにより空撮した映像の中に、他人のプライバシーや肖像権を侵害してしまうケースもあります。

空撮された映像をインターネット上に公開せず、自分自身のみで楽しめば問題はないという考えは誤解です。撮影の時点でプライバシーや肖像権を侵害しているという考え方が正しいです。

ドローン空撮映像に設けられたガイドライン

2015年9月に総務省は「「ドローン」による撮影映像等のインターネット上での取扱いに係るガイドライン」を発表しました。このガイドラインには<具体的に注意すべき事項>として、大きく3つに分けられています。

  1. 住宅地にカメラを向けないようにするなど撮影態様に配慮すること
  2. プライバシー侵害の可能性がある撮影映像等にぼかしを入れるなどの配慮をすること
  3. 撮影映像等をインターネット上で公開するサービスを提供する電気通信事業者においては、削除依頼への対応を適切に行うこと

引用元:総務省「「ドローン」による撮影映像等のインターネット上での取扱いに係るガイドライン」

ドローンで空撮を行う際は、住宅地自体が映り込まないようにし、映ってしまった場合は、ぼかしなどを入れて個人のプライバシーに配慮することが求められます。プライバシーや肖像権などを侵害した映像で削除依頼があれば、Youtubeなどの事業者は削除の対応をすることとされています。

空撮によるリスクを認識しておく

ドローンによる空撮映像の中に住宅地が映ってしまった場合、どこまでがプライバシーや肖像権に当たるのかが問題になります。例えば、ドローンを一定高度まで上げることで飛行可能地域から飛行禁止区域内にある住宅地は空撮できてしまいます。家数軒が集まっている場所は住宅地といえるのか、住宅地をどの程度ズームで空撮をするとプライバシーや肖像権の侵害にあたるのか、どの程度のぼかしを入れればよいのか、などが上げられます。

最終的には各空撮映像により判断が異なることが予想され、線引きは難しいと考えられます。

ドローンによる空撮は一定のリスクがある行為であり、空撮映像をYoutubeなどのネットにアップすることは、多くの人の目にふれる機会が増すため、さらにリスクが増す行為であることは認識しておく必要があります。

今はモラルを守った空撮をするのみ

ガイドラインの厳守とリスクの認識はする必要がありますが、完全に守ることも難しいところが現実です。ドローンの飛行可能地域で空撮をしていても、何もない山に数軒の家が布団を干している映像が撮れてしまったり、登山を楽しんでいるグループが映ってしまうこと。何もない海を空撮していても、遠くで漁船が映ってしまったり、泳いでいる人が映ることもあると思います。

リスクを完全に回避しようとすれば、日本中ドローンを飛ばせる場所はないかもしれません。また、映ってしまった方全員に撮影承諾許可を取りに行くことは難しいですし、来られた方も迷惑の可能性も否定できません。

今後ドローンで高性能化するに従い、ドローンを持つ人が増えると考えられ、ルールはより厳しくなると思われます。その中で、ドローンで空撮をする人がモラルを持って撮影することが求められています。

ドローンは夢を与えられる道具です。誰も見たことがない空からの映像は子どもも大人も見たい。ドキドキもしたい。スゴいって感動したい。

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