Karmaの仕様
アクションカメラで40%以上のシェアを持ち、最も有名なGoPro。2002年にアメリカのカリフォルニア州で起業したベンチャー企業で、デジタルカメラでもなくビデオカメラでもない、もっと身近なカメラ。体に着用することで今まで見たことがない動画も撮影可能とし、アクションカムやウェアラブルカメラを世界に広めたメーカー。
GoProが初めて作ったドローンがKarma。Karmaの最大の特徴はカメラにGoProを採用したことです。
2016年9月20日にアメリカで発表され、GoPro初のドローンとして脚光を浴びました。karma販売後の11月に飛行中に電力を失う問題が見つかり自主的にリコールを行い、2017年2月にアメリカで販売を再開し、2017年5月に日本での販売も再開されました。
認知度が高く同価格帯のドローンでは少なからずシェアは獲得していましたが、2018年1月にGopro社がKarmaの製造・販売を中止することを発表しました。Karmaの在庫分の販売が終了し次第ドローン事業から撤退することとなりました。
機体 | |
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寸法 | 長さ 365.2mm x 幅224.3mm x 高さ89.9mm |
重量 | 1,006g |
最大速度 | 54km/h(15m/s) |
運用限界高度(海抜) | 3.200m |
最大フライト時間 | 20分 |
バッテリー | 5,100mAh |
充電時間 | Karma本体60分:Karma Grip120分 |
カメラ | |
センサー | 搭載するGoProの種類による |
レンズ | – |
ISOレンジ | – |
シャッタースピード | – |
最大静止画サイズ | – |
静止画モード | – |
動画モード | – |
最大ビデオビットレート | – |
対応ファイル形式 | – |
静止画 | – |
動画 | – |
対応SDカードタイプ | – |
送信機 | |
動作周波数 | 2.4GHz |
最大伝送距離 | 3km |
バッテリー | 4時間 |
対応モバイルデバイスサイズ | 5インチ専用モニタ、解像度720p |
※仕様は変更する可能性があるため、必ず公式サイトでご確認願います。
Karmaは持ち運びに優れてGoProだけでも使えるところが魅力
karmaの最大のポイントはカメラにGoProを採用しているところです。今後新しいGoProが発売されれば、カメラの性能を向上させることも可能です。Karmaは繊細な作りではなく、角の取られた優しい丸みがあり、子どもがさわっても大丈夫なドローンです。
ドローンとしてもGoProとしても使える
karmaはドローンとしてだけではなく、カメラを取り外せばGoProをアクションカメラとして使えることです。karmaのスタビライザーとグリップを利用すれば、GoProのジンバルとしても利用でき、手ぶれの少ない映像を撮ることも可能です。
通信機にスマートフォンを用いない安心感
Karmaドローンを飛行させるために必要な通信機(コントローラー)には、5インチ720pの画面が付いています。多くのモデルではスマートフォンを使用しますが、この場合、スマートフォンのバッテリーを気にしなくてはならず、バッテリーが切れたときには通信手段を失います。Karmaにはその心配がありません。
通信機自体が子どもでも扱える単純操作が可能な上、丸くて優しい形をしていることもポイントです。
オールインワンパッケージで持ち運びも楽なドローン
Karmaを購入するとKarmaケースも一緒についてきます。Karmaケースが優秀で、Karmaを飛行させるために必要なドローン、GoPro、通信機(コントローラー)、スタビライザー、ハーネス、充電機、バッテリー、プロペラ、グリップなど、すべてをKarmaケースに収納することができます。
Karmaケースは耐候性に優れ、ワンショルダーで持つことも、リュックとして背負うこともでき、ドローンの持ち運びがしやすい点は見逃せません。