MAVIC PROの仕様
ドローン世界No1のシェアを持つDJI。2006年に中国の深センで起業をしたベンチャー企業で、2016年までに6000人を超える社員を雇い、アメリカ、ドイツ、日本、北京、上海、香港など世界中に拠点を持つメーカー。
DJIを一躍有名にしたのがPhantomシリーズであり、Phantomシリーズの性能そのままに小型化、軽量化した上に価格を下げたのがMAVIC Proです。
2016年9月27日にニューヨークで発表され、500mlペットボトルと同じくらいの大きさのドローンがウエストポーチから出されたパフォーマンスに会場は大盛り上がりしました。
日本では2016年10月15日から順次配送されましたが、世界中から注文が殺到したため製造が間に合わず、予約注文していてもなかなか届かない!という事態に見舞われました。
海外のみならず日本でもMAVIC PROは大ヒットし、YoutubeではMAVIC PROの開封動画や空撮映像がたくさん公開されています。
機体 | |
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寸法 | 長さ 198mm x 幅83mm x 高さ83mm |
重量 | 734g(ジンバルカバーを含まない) |
最大速度 | 65km/h(無風) |
運用限界高度(海抜) | 5.000m |
最大フライト時間 | 27分(無風、速度 25km/h) |
バッテリー | 3,830mAh |
充電時間 | 80分 |
カメラ | |
センサー | 1/2.3″、有効ピクセル数:12.35メガピクセル(総ピクセル数:12.71メガピクセル) |
レンズ | 78.8°FOV(視野角)、28mm(35mm判換算)f/2.2 ディストーション 1.5%未満 焦点0.5m~無限遠 |
ISOレンジ | 100~3200(動画)、100~1600(静止画) |
シャッタースピード | 8秒~1/8000秒 |
最大静止画サイズ | 4000×3000 |
静止画モード | シングルモード 連続撮影:3枚、5枚、7枚 オート露出ブラケット(AEB):3枚、5枚(0.7EVステップ) インターバル撮影 |
動画モード | C4K:4096×2160 24p 4K:3840×2160 24/25/30p 2.7K:2704×1520 24/25/30p FHD:1920×1080 24/25/30/48/50/60/96p HD:1280×720 24/25/30/48/50/60/120/180p |
最大ビデオビットレート | 60Mbps |
対応ファイル形式 | FAT32(32GB以下)、exFAT(32GB超) |
静止画 | JPEG、DNG |
動画 | MP4、MOV(MPEG-4 AVC/H.264) |
対応SDカードタイプ | MicroSD最大容量:64GB クラス 10またはUHS-1規格が必要 |
送信機 | |
動作周波数 | 2.400GHz~2.483GHz |
最大伝送距離 | 4km(日本仕様)障害物および干渉がないこと |
バッテリー | 2970mAh |
対応モバイルデバイスサイズ | 対応厚さ:6.5~8.5 mm、最大長:160 mm 対応USBポートタイプ:Lightning、MicroUSB(Type B)、USB Type-C |
※仕様は変更する可能性があるため、必ず公式サイトでご確認願います。
MAVIC PROはコンパクト+高性能が魅力
MAVIC PROの最大のポイントは、何一つ妥協することなく最高レベルのドローンを低価格で購入する事ができる点です。4K動画撮影はもちろん、27分という長時間フライトが可能であり、超小型ドローンに比べ大きい事で、安定した飛行、ぶれの少ない空撮動画を録画することができます。
最高レベルの空撮動画を録画できるドローン
最長27分という長時間飛行が可能であり、安定した飛行性能やホバリング性能によりぶれの少ない4K動画の空撮が可能です。最大4kmの長距離通信により安心してフライトができます。(改正航空法上、申請を行わない飛行可能エリアでの飛行はドローンが目視で確認できることが求められます。)
趣味として空撮を楽しむ方だけではなく、プロがビジネスとしてMAVIC PROを活用するシーンも見られるほど、高性能なドローンです。
衝突しない!安全な飛行
MAVIC PROには、障害物を自動で検知し回避する機能に加え、通信が途絶えたときには自動帰還するプログラムが組み込まれています。万が一のヒューマンエラーや通信エラーに強いドローンです。
補償プラン「DJI Care」が日本でも始まるかも
DJI Careに加入することで、6カ月や1年など保証期間内にドローンが壊れてしまった場合、保証期間内であれば本体やカメラなどの修理が可能であり、修理が難しいときは交換してもらえるサービスがあります。
現在は、アメリカ、中国、欧州の一部地域のみのサービスですが、DJIのドローンが日本に広まることでサービスが開始される可能性が高まります。