日本国内のドローンにおいて、自主的なガイドラインを定めたり、ドローン飛行試験飛行場の開設やスクールの後押しなど、ドローンを安全に飛行ができるようにバックアップをしているのが日本UAS産業振興会(通称:JUIDA)です。
「UAS」は「無人航空機システム」の意味を表しているようです。
日本UAS産業振興会は2014年7月に設立して以降、セミナーやシンポジウム、展示会などを開くことで、ドローンをより広く認知してもらおうと活動もしています。
日本UAS産業振興会は企業がビジネスで利用する産業用ドローンが中心ですが、個人でドローンを飛行させる方やホビー用ドローンで遊ばれる方も知っておいてもよい団体であると思います。
JUIDA試験飛行場
日本UAS産業振興会は日本国内に「つくば試験飛行場」と「けいはんな試験飛行場」の2カ所の試験飛行場を開設しています。(試験飛行場の管理や運営、技術協力は別会社)狭いところでは10m×70m、広いところでは45m×120mほどあり、午前・午後などの単位で場所を借りることができます。
日本UAS産業振興会の試験飛行場は一般の方が気軽に行く場所ではなく、企業が産業用ドローンを実際に飛ばしてみたり、学校単位で専門学校生がドローンについて学んだりすることを主としています。
JUIDA認定スクール認定制度
日本UAS産業振興会はドローンの操縦や安全に運航管理ができるようにスクールによる認定制度を始めています。日本UAS産業振興会が定める科目を終了した人に「操縦技能証明証」や「安全運航管理者証明証」が交付されます。
証明書がなければドローンを飛行させられない訳ではありませんが、知識を深めたい方は挑戦してみるのもよいと思います。