マルチコプターが一般的なドローンとして普及
現在普及しているドローンを見ると、回転軸を持ったプロペラの数が4つ以上のマルチコプターであることがほとんどです。プロペラの数が4枚の場合はクアッドコプター(クアッド(Quad)は英語で4の意味)、プロペラの数が6枚の場合はヘキサコプター、プロペラの数が8枚の場合はオクタコプターと呼ばれることがあります。
プロペラ4枚 | クアッドコプター |
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プロペラ6枚 | ヘキサコプター |
プロペラ8枚 | オクタコプター |
実際のドローンを見てみると、DJI MAVIC、Phantomシリーズ、Inspireシリーズはクアッドコプターであり、Parrot Bebopシリーズもクアッドコプターであることが分かります。業務用の空撮に利用されるドローンであるALGINのドローンはヘキサコプターの商品も見られます。基本的にはプロペラの数が増えると操作性が良くなると言われています。
一般の人でも購入しやすい価格とドローンの安定性を考慮して、クアッドコプターが普及していると考えられます。
ドローンの形状
ドローンの形状は、大きく分けてX型マルチコプターとH型マルチコプターの2つに分かれます。ドローンを真上から見るて、プロペラと軸の関係が「X」の形をしていればX型マルチコプター、「H」の形をしていればH型マルチコプターです。
同じく実際のドローンを見てみると、DJI MAVIC、PhantomシリーズはX型マルチコプターであり、ZEROTECH DOBBYはH型マルチコプターであることが分かります。